って書くと、なんか夜店とかが出てそうだな。。。笑
今日から三日間、フランスではFETE DU CINEMA フェット・デュ・シネマで、一回目は正規料金、二回目からはどこでも2ユーロ(¥300弱)で見られるというシロモノ。DVDの普及で、映画大好きなフランス人も、以前に比べると映画館への客足が減ってるそうな。それに、今はW杯でなおさら。
今まで、ついついこういう機会を逃していた庵主は、朝から雨、サッカー漬になっている思考回路の改善、掃除も仕事もしたくない(笑)ということで、昼過ぎから下駄履き映画館へ行ってまいりました。(^_^)v
まづは、見逃してた「マリー・アントワネット」。先日のDVDの敵を取るわけじゃないけどォ、ソフィア・コッポラ嬢の作。これね、カンヌでも結構評判だったんだけど、惜しくも何も賞は取らなかった。なんたってスゴイのは、あのベルサイユ宮殿でロケしてるんです!! ダヴィンチ・コードのルーヴルロケなんて目じゃないのだ。
何年か前にテレビで見たのだけど、ヴェルサイユ宮殿は、そりゃ、テレビや映画の撮影許可の依頼が世界中から殺到してるけど、フランス王朝のシンボルである宮殿を安売りしちゃいけない、その威厳を保つために、許可のための審査は非常にきびしいそうな。滅多なことじゃ撮影許可を出さないのです。だから、ヴェルサイユってことで、他のお城でロケすることが多いのですよ。
ところが、今日見た「マリー・アントワネット」は、外も中もふんだんにロケしてる!お庭の噴水も水が出てる!
普通は、庶民が困窮してるのに対して無慈悲だったとか、パンがないとの訴えに、お菓子を食べればいいじゃないなんて暴言をはいたとか、悪く描かれてるマリー・アントワネットですが、この映画はその虚飾の裏にあるひとりの少女(だって17歳で嫁にきたんだもの)の内面の苦悩と、成長、その悲劇が、かわいらしく、豪華に、寂しく描かれてます。日本人でこの映画を観た人は、みな、フェルゼンとのことがあんまり出てこないの〜と言ってたけど、庵主はあれで充分だと思うなぁ。みんさん、ベルバラの見すぎ。笑 ま、フェルゼンはイケメンでしたけど。
そうそう、お菓子ばっかり食べるので、美味しそうなキレイなお菓子がいっぱい。マカロンもたァ〜くさん出てきますよ〜〜。お料理も、たいして見えないけど、すごいのが並んでます。靴もいろんなのが。
ソフィア・コッポラらしい、ローズボンボンって感じ。(^_^)v
日本では秋ぐらいが公開だそうですが。。。。女性の方にはお勧めかも。
でもって、頑張って2本見ちゃった庵主ですゥ。2本目は2ユーロだしィってことで、「ポセイドン」。「ポセイドン・アドヴェンチャー」が懐かしくってェ。(^^ゞ 水の中でいったいどれぐらい息を止めてられるかって...。う〜〜む。昔見たときもそう思ったなぁ。
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