なんかずっと雪が降ってます。飛行場は午前中はほぼ全滅だったみたい。午後になって少し回復した様子ですが、20分から5時間の遅れだと。なんなんだ、この差は?爆
今日はそれでも楽しいひな祭り〜♪ お昼頃に「虎屋」に予約しておいた桜餅を取りに。今日は昨日ほど雪中行軍ではなかったけど、細かな雪が目や鼻にィ。さっぶ〜〜〜。「雨の中、わざわざのお越しありがとうございましたぁ」って、あ〜た、雪ですよぉ、と内心思ったけど、とても感じの良いオネエサンだったので何も言い返さなかった庵主。店員さんは感じがいい人に限るのだ。笑
夜はリヤンとT子ちゃんをお招きしておひな祭りを。ちらし寿司にハマグリの潮汁は定番。その他、家にあったものいろいろと。中華街で買ったベンガル湾産の冷凍のマナガツオを味噌漬けにしたのとか、菜の花の辛し和え、うなぎ入り卵焼きとかちょこちょこと。そして女3人でワイン二本すっからか〜んに空けてしまいました。最後は桜餅!もうおなかいっぱ〜い。リヤンがニューヨークで高級和菓子屋に行ったというので、それは「虎屋」だぁ!と話題に。写真どころじゃなかったな。ばんばん食べてしゃべって飲んでしまった。(^^ゞ かわいくないかなぁ?爆 今日は残念ながら来られなかったリヤンの彼氏のアントニーからはお嬢さん達の良いお祝いを〜なんて伝言もらったんだけどぉ、あっはっは〜〜〜\(^o^)/。
ひな祭りはもとは中国の上巳の節句である云々のウンチクから始まり、桃の節句ともいうのだと言ったら、リヤンがこの詩知ってるゥ?と
人面不知何処去 桃花依旧笑春風
唐詩の一遍の一部です。
なんか漢文の時やったわね〜とか、返り点つけてみようかとか、そんな面倒なことしないで中国語そのものを勉強しちゃえばいいのにィとかいいつつ、庵主は返り点にトライ。その後、ネットで検索して再確認いたしましたぁ。う〜ん。ちょいと違ってたな。
じんめんはしらずいずれのところにかさる とうかきゅによってしゅんぷうにえむ
庵主は中国語から日本語に直して、じんめん、いずれにさるをかしらず、と読み下してしまった。ま、意味はあってんじゃんかぁ?笑 だって、何処に行っちゃったかわかんね〜〜〜っつうことなんだものねぇ。
でもって、これは
去年今日此門中 人面桃花相映紅 人面不知何処去 桃花依旧笑春風
というのが全文で、
去年の今日しかもこの門の中で (あの娘の)顔と桃の花が紅く映りあっていたなあ あの娘はどこへいったのか知らないけれど 桃の花は去年と同じように春風に笑っているよ
という意味合いです。
なんでもこの詩を詠んでこの家に置いていった後、気になってココに再び戻ってみると、老人が出てきて、娘はこの詩を見て悲しんで息絶えましたといい、驚いて亡骸に寄添うと、娘が生き返り、二人は末永く桃の花の下で幸せに暮らした、という逸話つきです。
ちょっとお勉強になりました。 おんもは雪でパリは当分「桃花は何処んぞ」ですね〜。
一応証拠写真に、残っていたちらし寿司です。(^^ゞ
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