昨日から少し気温が下がり、ちょっと秋らしい空気になりました。本来ならとっくにセーターとか着込むのですが、今年はめずらしい残暑。
月の第二日曜はお決まりの日本人会での俳句会で、シャンゼリゼに行って参りました。ルイ・ヴィトンの内装工事、まだまだ続いてます。いったいいつまでやるのかなぁ?巨大カバンがシャンゼリゼに出現!という情報を日本経由で入手(笑)して、びっくりして写真を撮りに行ったのは随分前のような気がするけど...。ジョルジュサンク通りに面したところはずっと同じですが、シャンゼリゼ側は何度も衣替えしていて、今日のお姿はかわいらしいタイプになってました。きっと実は夏向きの衣替えだったのかな。3ヶ月ぶりぐらいだったからな。 ちょうどジョルジュサンクのメトロの口のところ。俳句会の帰りがけにパチリ。(最近はこうやって結構平気で写真撮っちゃっているのだ。笑)まわりは観光客の記念撮影の人がいっぱいだったしィ〜。
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「無間道」の熱冷めやらぬ庵主ですが(笑)、この映画の中でマフィアに潜伏している人と警察の上司との交信手段のひとつに「モールス信号」が使われているんです。それも、いざ!捕物!という緊迫状態の真っ最中。ハラハラドキドキのシーンのひとつでした。ここで、庵主は、やっぱこれかよぉ〜、と思ったのでした。
と、いうのは、アメリカ映画の「インデペンデンス・デイ」でも、宇宙人に地球の衛星通信回路をすべて押さえられてしまって、最後に残った通信手段がモールスだったのですよね。その時も、ああ、世界海事機関(IMO)がモールス信号使用の廃止したばっかり(1999年)なのに、やっぱりモールスか〜〜って。
そこで、ちょっと今日はモールス信号のこと検索してみました。トンとツーを組み合わせて欧文はアルファベットで、和文はそれをイロハに置き換えて、というぐらいしか知識がない庵主ですが、それでも、あのタイタニックが初めて「SOS」をモールスで発信したことぐらいは知ってたぞぉ〜。(へェ〜〜〜〜・笑)←日本でちょっとこの番組見たもんねェ。
冗談はさておき、この信号は1837年にアメリカのサムエル・モールス(Samuel Morse:1791-1872)によって考え出され、世界中に広まったそうです。ちょうど蒸気船や蒸気機関車の発達で人間の行動範囲も広がっていった時代。モールスはちょっと前に発明された電磁石を利用して、電流を切ったり流したりして信号を発明したとか。当時の通信手段は手紙か手旗信号(これもあったのだ!)が中心だったから、当然、あっという間に広まったんでしょうね。日本にも黒船とともにモールスの電信機は到着していて、明治時代には活用始めたようです。 「モールス信号の利点として、@省電力、簡単アンテナでも海外と交信ができる、A混信に強い(トーンで判断できる)、B略符号を使うことで外国語を知らなくても海外局と交信できる、C設備投資に頼ることなく自己訓練のみでコミュニケーションが楽しめる等があげられます。」
ってなことも、検索したら出てきました。Cの利点には笑ったのだ。確かにそうですね。Bはちょっと???なんですが、SOSとか慣用句はOKだと思うけど、どうなのかなぁ?
ついでに ・・・−−−・・・(これしか知らない(^^ゞ)の「SOS」ってなんの略か、すご〜〜く気になってました。案外、みんなそうなんじゃないか? これ、ぶっちゃけた話、単に打電しやすく聴き取りやすいっつうことで、特別な意味はないんだってェ。でも、昔はまことしやかに「Save Our Ship(我々の船を救え)」「Save Our Soules(我々の生命を救え)」あるいは「Suspend Other Services(他の仕事は中止せよ)」の略だと言われていたそうで、このSOSの前に使われていた遭難信号CQDは「Come Quick Danger(急いで来い、危険)」の略だという説も登場したとか。
それともっとついでに、「メーデーメーデー」。これは無線電話の普及と共にできた遭難信号。飛行機なんかそうですね。実はこれはれっきとしたフランス語から来てるそうな。へェ〜〜〜〜〜〜〜です。(爆) それは、「M'AIDEZ」(VOUS M'AIDEZ ヴゥ メデ・私を助けての略)なのだと。それを書くときは発音が似ていて覚えやすいと英語のつづりでMaydayだそうです。でも...これが必要な時は書かないと思うけど。(笑)
ということで、ルイ・ヴィトンの話だと騙されて(笑)、庵主が気になっていたことに、皆様、お付き合い頂いちゃって、
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M E R C I
合ってるかな?
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