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2003年12月の鵞毛庵日記

大晦日、いよいよ来る!!

2003.12.31


みなさ〜ん、今日は大晦日ですね〜。

頑張って買出しの続きとおせちの準備等、ついでにちょっとだけすす払いもしました〜。

夜はリヤンが予定通りやってきて、庵主が明日の準備に格闘している間、レスリー・チャンとコン・リー主演の「風月」っていう映画のDVDを観てました。レスリーはイケメンで何をやってもいい感じだし、北京語も上手じゃないのってご満悦。ふふふ。でも、今朝早くにレスリーの親友でもあった女優兼歌手のアニタ・ムイがガンで亡くなったとのことで、なんかショックを受けてた。レスリーに呼ばれちゃったのかな?あちらで仲良く楽しく年越のパーティーやってるといいな、なんて、リヤンも庵主も同じことを考えてました〜。

さてさて、いよいよ牡蠣。写真のような具合に箱に入ってるのを魚屋さんで購入。牡蠣の上に乗せてるのが牡蠣開け用のナイフ。これでさっさっと開けるんです。ひゃ〜。中には意地悪なのもいて、親指ちょっぴり怪我しちゃったよ〜〜。

あとはサーモンのカナッペとフォアグラにシャンペン。日記に載せるわよ〜とリヤンをパチリ。そして年越蕎麦の代わりに鶏鍋にうどんを入れて無事2003年を締めくくりました。で、中国式に「添富添寿」(ティエンフゥ、ティエンショウ)と言って、互いにうどんをよそいあいました。何でも中国では誕生日の時などのお祝いの際に、祝ってあげる人たちが、長寿を願って一番長い麺を取ってあげるそうです。リヤンは何を隠そう(ってべつに隠してるわけじゃないけどォ)、申年生まれで〜す。だからちょうど良かったのだ〜。

                 **********

今年はこのHP開設とともに、多くの方との輪が広まり、好き放題書いている日記も読んでいただいて、どうもありがとうございました。

来年も引き続き宜しく御願い致します。

皆様、どうぞ良いお年を!!

 

年用意着々と...ん?なんとか?

2003.12.30

  友だちが買い物を手伝ってくれると言ったのを断った庵主は、買い物しながら、やっぱり頼めばよかったかいな〜なんてちょっぴり反省。従って一度じゃ用事がすまないことに。ま、仕方ないや。買い物したら準備に取り掛かりたいし、掃除も合いの手にやらにゃいかんし、誰かいると食べたり飲んだりしちゃうからダメなのだ〜。

  今日はまづ午前中は子供のカリグラフィー教室。小学生の女の子3人が生徒さん。お母さん達がやってるのを見て、自分達もやりたくなっちゃったのですねェ。でも、小さいのでマーカーでやろうと思ったら、そうは問屋が卸さず、ちゃんとしたペンでやることに。庵主も始めてカリグラフィー用のペンを使ってぺん習字をやったのは、確か6年生でしたから、それまでは濃い目の普通の鉛筆でやってましたが...。

  思うに、今の子供って、大人の言うことを鵜呑みにせずに、自己主張が強い。それに親御さんたちもすぐに譲ってしまう。どっちが先なのかな? 特にフランスの小学校に通っているから、子供でも自己主張が立派です。でも、その割には先生の説明中にそっぽ向いちゃったりするんだからな〜。(このガキャ、こっちみろってんでィ!)ほほほ。

  てな具合でも、ま、無事にそれぞれ名前を書くところまでは漕ぎ着けました。おしまいに、用意しておいたそれぞれの名前をしおりにしたのをおみやげに渡して無事終了。庵主の姉も長いこと子供に字を教えていたことがあり、えんぴつにかわいいシール貼ったりして、子供に受ける努力というのをしてましたが、ある一定の時間、集中させて何かやらせるのにはいろいろ策を練らないとね〜。やっぱ疲れたなぁ。

  で、午後は買出しでふーふー。夜はおせちの準備開始。今日は「なます」と「煮物」。掃除はぜんぜん。(^_^;)
明日はまた買いきれなかったものの買い足しと、牡蠣なんか買ってこないと。牡蠣開けるパワーも残しとかないとな...。

本当はの〜んびりしようと思ってたのにィ、

なんでこうなるの? 

ミーコ3人娘もちょっとお手伝い。

 

なかなかすす払いできないのだ。

2003.12.29

ちょっとは片付けないと...と少し片付け始めたのは夕方。
それまでは明日の子供のためのカリグラフィーの教室の準備。やっぱりインフルエンザで姉妹二人が欠席。誰かそうなると思ってたんだぁ。

予定では先が平たいマーカーを使ってやろうと思っていたら、あるお母さんから電話があり、子供がどうしてもママと同じようにペンで書きたいと言ってるとのこと。う〜ん。仕方ないか。その気持ち、わかるもんねェ。でもちょっと難しいとも思うんだけどねェ。でもでも、上手く書けなくても構わないんだし、ま、体験ということで。

さっそくマーカーからペンに準備を変更して、それぞれの名前を練習して書けるようにお手本や練習用紙の作成。それと参加生徒の名前を書いて、お花の柄もつけてしおりを用意。これはいい子のご褒美です。

 

朝からもずくエキスがぶがぶなのだ。

2003.12.28

ブランチと称してカフェで朝食。
朝からみんなで「もずくエキス」をがぶがぶ飲んで、元気をつけました〜。

もずくそのものよりも、成分を細かくすることによってフコイダンの吸収が早くより効果的とのこと。

あいにくの雨。庵主は用意された車には乗り切れないので、観光のお付き合いはお役ゴメンになって(ほッ)、一時帰宅。その間、玄関の扉を拭いてすす払いもどき。そして自家製の注連飾りを飾り付けて、なんとか年用意。止めてあるテープが見えちゃってるけど...(笑)
夜はまた夕食のために出かけてホテルへ。みなさん、時差なんかのお疲れと、明朝余所へ移動するので、早めのお開きとなりました。

 

もずくエキスのフコイダンをゲット!!

2003.12.27

昼間はめちゃくちゃいい天気で、気持ちよかったのに、夜から雨と強風。

天気を確認してから外に出たら雨。ありゃりゃ。傘を取りに戻って大正解でした。

大倉正之助さんとホテルで合流。他に日本から来た人たちなども合わせて、総勢7人でお夕飯を食べた後、ホテルでちょっとおしゃべりしてただいま戻ってきました。

19日の日記に書いた例のもずくのエキスを頂いたので、今、飲んだところ。朝も起きたてに飲むといいとか。ちょっとだけとろみがあり、海草の香りがほんのり。この風味が苦手な場合は、じかにお肌に塗ってもすごくいいそうです。そう話した女性の肌のきれいなこと!
るんるんるん。元気になるぞ〜〜。

明日は皆でどこか観光する予定。

と、いうことで、おやすみなさ〜い。

 

エッフェル塔はキ〜ラキラ、かぁぜはゴ〜ゴ〜

2003.12.26


外は風が強い。一時止んだけど、また夜遅くになってゴーゴーいってます。

ゴゴゴ〜、風が泣いている、ゴゴゴ〜♪
(これ、すぐに歌えた人、庵主とお友だちですね〜〜・笑)

4年前の今日はすっげェ〜強風がフランスを横切って、そこらじゅうの木がなぎ倒されちゃったので、また、そんなことになるのではと、時々不安になるのだ。

さて、写真はリヤンのうちにゆく途中の道から、ちょうど8時でエッフェル塔が通常の照明の上にさらにキラキラしているところです。ちょうどの時刻に、夕方5時から夜中の12時まで毎時間キ〜ラキラ。

夜はリヤンのご馳走にあづかりました〜。今夜は肉まんじゃありませんでした。メニューは、恒例はるさめサラダ、鶏のもつの塩蒸し、野菜と卵の炒め物、豚の角煮風(干しえびや貝柱と4時間煮込んだんだって。おいしかった〜。)。デザートは杏仁豆腐だけど生姜風味のミルクと洋ナシ入り。
リヤンはただいまお料理したいモードに入っています。

今夜のメンバーは日本人の女流画家と、リヤンのBFのアントニー(イギリス人の骨董商)。面白い話しました。

我々も含めて、どういう理由であれ、自国を離れて人生の大半を異国の地で過ごしているというのには、何か目に見えない謎があるのではないか?

答えはなかなか出ませんが...。

庵主はきっかけは留学ですが、そもそもは、父が国の文化使節団みたいなので昔フランスやイタリアに来たことがあり、あの頃は、ちょっとでも洒落たものを持っていると、お父さんのフランスのお土産?とか、とにかくフランス、フランス。母なんかローマ土産だというピンヒールの素敵な靴を持っていたし、何年経っても話題にならないことはないぐらいだったのです。実際に父が欧州に来たのは庵主が生まれる前なんですが...。それでも小さい頃は本当にずっと話題になっていました。それが影響してか、結局、姉も私もフランス語を勉強し、私はついに住み着いてしまったわけでして。

リヤンもお父さんが花の都パリに戦前、30年代前後からずっと暮らしていて、戦争勃発で陸路、途中敦煌あたりの山賊に会ったりしながら中国に命からがら戻ったということで、彼女も弟と共に小さい時からフランスの話を聞いて育ち、フランス語を勉強して姉弟二人で留学というパターン。

これが「謎」の一端ということですかねェ。

父は今でもどこそこの横丁にばあさんの闇の両替屋があったとか、娼婦との値段の交渉の仕方とか(誰に聞いたんじゃ?)、メトロの口で恋人同士が何度もキスしてて、同行者が回数を勘定したとか、いろいろと楽しそうに覚えてます。娼婦の値段の交渉なんか、今でもそうかいッ?って、娘のあたしに聞くなよ〜。(笑)闇の両替屋だって、当時ばあさんならとっくにミマカッテますよ。それに、タクシーの運ちゃんが皆、ロシアの亡命者で、ロシア語が通じて助かったけど、今でもそうかい?って、あ〜た、こっちの方々もミマカッテまっせ、自分がいい加減じ〜さんになってるんだから、昔のじいさんやばあさんが生きてるわけないっしょ。(爆)あ、でも、庵主が来たばかりの頃は、生き残っておった方もいましたね、確かに。

 

クリスマス・ケーキ

2003.12.25


フランスのクリスマスにはBUCHE DE NOEL ビュッシュ・ドゥ・ノエルというケーキを食べます。ビュッシュというのは薪のこと。

一般的には単にロールケーキにチョコなどでコーティングして、クリスマス風の飾りを付けたりするのですが、本物は作ったり食べたりしなかったので、随分前に買ったきゃわいい絵葉書の写真で勘弁してくださいね〜。この絵葉書には簡単な作り方が書いてあります。

これはシャルロット風(ビスケットとクリームのケーキ)のビュッシュ。まづ、おさじ型のビスケット(日本でなんて言ったけかな?)24枚、砂糖入りコーヒー(小さいのね)一杯分、削りチョコ適宜、バター大さじ3、チョコレート200g。

パウンドケーキ型にコーヒーに浸したビスケットを詰める。
それに削りチョコをかける。

ケーキ型ごと冷蔵庫で3時間寝かせてから、型からはずす。

溶かしてバターと混ぜた板チョコをケーキに塗る。

飾りを付ける。

と、いとも簡単なレシピでした。

これ、普通のビスケットでもOKですよ。昔、よくこの手でいちごのケーキとか作った庵主です。フォークで表面に筋を入れると、薪っぽくなったりします。

どうしてフランスではこういうケーキを食べるようになったかというと、もともとはケルト文化に起源があるそうです。またしてもケルトなのだ〜。

昔はこの時期、いわゆる冬至に当たるわけですが、冬の太陽のない時期に、太陽への感謝や日が長くなることを願って家族の人数分の薪を暖炉にくべて、一晩中火を絶やさないようにしたことから来ているそうです。火が消えてしまうと不幸が訪れると忌み嫌われていたとか。

 

JOYEUX NOEL!!

2003.12.24


↑これがクイズ正解者残念賞のカードになったもの。
皆さんにもお見せしま〜す。

内容は今月の一枚と同じ、ルカの福音の一節。


夕方までは異常に賑わう街並みですが、夜はマクドナルドやケンタッキーでも、カフェでも殆どが7時ぐらいで閉まってしまい、シ〜ンとしてしまいます。

アパート内も意外に静かぁなのは、田舎に帰ったりなんたりで家族でみな過ごしているから。向かい側はアラブ人のうちだけ明かりがついてる。

実はなんともつまらない日なんですねェ。

庵主は今日明日だけがのんびりできそうで、これを逃すと後が続かないので年賀状書きやらでれでれやって静かに過ごしました〜。でもォ...やらなきゃならないことは、すべて後回しになってて気分はあせるばかりです。反省。

寅さんとスーさん、ハマちゃんなんかビデオで観て楽しんでます。いかにも日本の年末年始の雰囲気でしょ?(笑)

 

いきなり煮詰まった師走の巻

2003.12.23

 今日は回復するべェ〜〜〜と意気込んで、午前中から買い物に。かぼちゃ買って煮ました。1日遅れの冬至南瓜。

 予報では雪が降るかもということで寒かったけど、パリは雨だけで終ったようです。

 なんかパワーを取り戻していない庵主。従って、昼間は掃除もしないでゴロゴロ。バカみたいにビデオ観てました。あとは溜まっていた日記更新とか。明日はちょっと元気出さないとなぁ。

 今年はこんなでクリスマスなんて気力もなく、大晦日も正月もひっそりなんて思っていたら、とんでもないのだ。暮に日本から来るという人々が二組。リヤンの肉まん熱も覚めやらず、25日にまたご飯に呼ばれて、31日はうちで二人で牡蠣食べることに。彼女はロシア人のパーティーに招待されてるんだけれども、何しろ遠くに行かなきゃならないし、目一杯着飾って大変な騒ぎの集まりで行くのが面倒だから、私と静かにレスリー・チャンのDVDでも観ながらのんびりしたいというのですよ。その気持ちよく判る。庵主も大晦日はあんまり出かけたくないのです。
 元旦は庵主宅で日本から来る友人達も含めてパーティーということになってしまってて、他に暮のうちに二晩予定も入ってしまった。子供のためのカリグラフィーの特別レッスンも入ってるし。いったい、いつすす払いして、買出ししておせち料理の準備をするっていうんだ!! (@_@;)

もずくエキスが届くまで、プロポリスでも飲まなくっちゃぁ、やってらんねェ〜。明日は朝一でプロポリス買ってこよう...

 

寝たきり庵主。

2003.12.22

今日は冬至。
それにしても、パワーはダウンしたまんまの庵主。

今日は寝て曜日だ!とはなっから決め込んで、さんまのビデオを見ながら一日中転がっておりました。

ダメだわ〜。

ビデオだって見てるというより、その前でグーグー寝てた。とほほ。

今日はかぼちゃ煮ようと思ってたけどヤメ。買いに行く元気ない。せめて柚子湯は入るかと、温泉の素の柚子系を入れてお風呂に浸かって、ちょっぴり生き返りました。


やれやれ。

 

肉包子の夕べ

2003.12.21

夕べは久しぶりに一杯飲んで、どっと疲れてしまった庵主。
オマケに遅かったというのにも関わらず、朝はなんか最初は7時前には目が覚めてしまい、寝なおしても9時には起き上がっておりました。へた〜。

犬というのは散歩させなきゃいけない。それで、U画伯は殆ど眠った状態のままで犬の散歩に出かけて行きました。でも、あっという間に戻ってきて、どうやら、ワンワンはお腹が空いていたらしい。前日は飼い主とのしばしの別離を感じて何も食べてなかったらしいので...。(犬飼うの大変だなぁ〜〜〜)

いきなりがば〜っとご飯を食べて、なんか一人(?)元気な犬。お昼は近所のベトナム屋さんにご飯を食べに行ったけど、画伯も庵主もパワー全然ない。(T_T)

午後はたくさん貸してもらったさんまのビデオを見ながら昼寝。夜はリヤンのうちに呼ばれていて、パワー回復しないままにお出かけ。2年に一遍ぐらい「肉まん」作りたい病にかられる彼女は大量に「肉包子」を作ってお迎えしてくれました〜。

肉マンっていってもまあるくない。餃子の大きい形をしてます。これが、おいしいのね〜。黒酢をつけてパクパク食べること5個(6個?)。最後にお粥と漬物。そうそう、最初ははるさめサラダ。これは中国の東北地方の食べ物との注釈付で、日本で中華風サラダというとはるさめサラダなのは、満州国の産物だったんですね〜。
だから、普通の中華系のレストランにはないわけです。

他に台湾人のアーティストのカップルもいたので、会話の殆どが中国語。中国語少しは判るんでしょ?なんて言われて、う〜ん、リヤンが先生だったのォ。でも、普段しゃべんないしぃ...じゃ、今夜は中国語で話せば今晩中にとりもどせるじゃないとか言われてしまった。(~_~;) で、庵主は肉まんを頬張ってうなづくばかり。たくさん食べてもパワーないまんま。でれ〜。

 

U画伯、チャゲと庵主宅で寝入るの巻

2003.12.20


朝から雨がしとしと土曜日なのだ〜。

 まづ、管理人にお歳暮のお届け。ニースが本店のオリーヴオイル屋さんの特性チョコレート。アーモンドをチョコで包み込んだオリーヴの形をしたものと、現金ひとつつみ。いつもいろいろお世話になっているので、これは欠かせません。これは一人暮らしの強い味方です。
  
 相変わらず年賀状だのなんだのであっという間に日が暮れてしまいました〜。今夜は明日年末帰国するおすし屋さんを経営する友人と夕食。Uくんが留守中犬を預かるので、犬も含めてうちの近所の中華で夕食。そしてUくんは自宅に帰るのが面倒臭くなって、犬のチャゲちゃんと共に、庵主宅で寝入っています。(現在進行形)。

  このチェゲちゃん、飼い主不在の際はU君がいつも預かるので、我が家でもすっかり御馴染み。さっきまで、騒ぎ放題。お水を入れたボウルもひっくり返すわ、ブガブガ言うは大変な騒ぎでしたが、いまは静かになってますね〜。ふふふ。

このまま庵主もそおっと寝ますぅ〜。

 

予定が詰まってきたのだ。

2003.12.19

  今日は朝はカリグラフィーの出張レッスン。まだ薄暗いうちから出かけましたぁ。午後は年賀状の最終準備で目が点。(・_・;)お夕飯の後もずっと...。途中、日本のSさんから電話があって年末にパリに来るからという連絡、および、もずくエキスのジュースを持ってきてくれるという。それを製造している人たちも一緒なんだという。何でもこのもずくエキス、ガンやエイズにも効果が抜群だとかです。ちょっと調べたら、あのぬるぬるがなんだっけな?そうそうフコイダン。ぬるぬるの成分の「硫酸化フコース」「フコース」という硫酸化多糖類だそうです。(?_?)よく判んないけど...。もずくは大好きなのだ。でもジュースみたいになってるっていうから、ぬるぬるじゃないんだろうな。

届いたら、報告しますね〜。

 この年末はのんびりかな、なんて思ってたら、用事が少しづつ詰まってきちゃいました。明日、あさってと夜予定あるし。クリスマスの後もなんかもずくの一件で予定が入ったし、すす払いする時間あるだろ〜か?(やる気あるのォ?)
 
 そうだ〜。昨日、TVでアメリーやったので観ました。実は初めてだったのです。日本ですごく流行ったんでしたよね。こういうものが流行るのかぁなんて思いながら観てたのですが、何がそうなったんでしょう? さっき娯楽番組にジャメル(八百屋の兄ちゃん役)が出てました。彼はモロッコ(だと思う)系で、いわゆるコメディアンですが、背が小っちゃい、アラブ人である、右手が不自由という難題をクリアしてかなり人気者で、まじめな話も結構できる人。身体の障害を抱えていても、やろうと思えば何でもできる、僕を見てくださいって、特に若い障害者に訴えかけてました。あの八百屋の兄ちゃん役も結構いい役回りでしたよね。

日本ではテレビでTAXI2やったそうですが、あれも1しか観てないな。日本人、変ですか?...でしょうね。

 あ、大ニュース(でもないけど)。アラン・ドロンがTVの収録中にちょっと具合が悪くなって倒れたそうです。でも元気になったみたい。

いきなりミーコちゃん。ベルシーの公園内にある枯れ始めたブドウ畑と結構古いぶどう園の建物。

 

サンタが当庵にやって来た〜。

2003.12.18

王様からクリスマスプレゼントが届いてハッピーな気分の庵主です。

 管理人室はツリーや他の飾りですっかりクリスマス色。若い夫婦に管理人が代わってから、すごく可愛い感じになってます。そして、あちこちから届く小包が、サンタのプレゼントみたいにツリーの周りにディズプレーしてあって、自分で探して取るようになってます。なんかワクワクしちゃって楽しい!!早いとこ管理人へのお歳暮用意せんとあかんな。ちょっと現金を包んで、他にちょっとなんか付けてます。今年はオリーヴのカッコしたアーモンドチョコは用意したので、あとは包みの方だなぁ。いろいろとやってくれるので、一人暮らしには強い味方の管理人です。

 で、王様のプレゼントはセルやさんのお母様もご愛用のおやじ犬が入ってました。

 http://bbs2.as.wakwak.ne.jp/bbs.cgi?id=50908参照のこと!

 想像より大きくて思わずおおッとか声をだしてしまった庵主。がはははは。もう、他はいっぱいハッピーでうれしくなっちゃう通称「いらんもん」が次々でてきて玉手箱。今回は友だちにクリスマスプレゼントしようと思ってるので、これは誰がいいかな?とか、ハッピー度がぐんぐん上がっりきったところで、お三味のテープ。きゃきゃきゃ〜〜〜。早速、聞きました。栄芝+近藤等則という人たちの「深川節」とか「さのさ」とかいったものと、現代音楽とのコラボ。題して「The 吉原」。艶っぽい内容でありんす。ふふふ。

 へへへ、これが噂のおやじ犬しろ。当庵のMOOSE(むゥす)くん(トナカイくん)とはっけよ〜い、残った、残った、残ったぁ〜〜〜。っとォ〜、MOOSEくん、しろに押し出されてしまいました〜〜。(MOOSEくんの錦の陣羽織は庵主の兄上作でし。)行司としてミーコに登場してもらえばよかったな...

 

布一枚の大騒動

2003.12.17

    このところイラク関係と集中豪雨による水害以外に、フランスで話題になっているのは、学校内におけるイスラム教徒の女子の被り物。
    公立の学校では特定の宗教や政治の指導や教育をしてはいけないことになってるのですが、あのすっぽりの被り物は目立ってしょうがない。それで、学校によってははずさないと登校させないとか、結構厳しい態度に出て、その度に人種差別だの、言論や宗教の自由の剥奪だのと騒ぎになってました。この問題はエスカレートするばかり。だって、イスラム教はフランスではカトリックに次いで二番目の宗教。移民がたくさんいますからね〜。だから邪険に扱えない問題。そこで、今日、大統領が演説して決定したのは、目立った宗教の印は公立校ではダメということ。十字架やロザリオ、オメダイなど、身に着けていてもいいけれど、外にはだしちゃいかんということです。だから、ユダヤのちょんちょこりんの帽子も、イスラムの女の子のすっぽり被り物もご法度になったのですな。

    当初は被り物を禁止する代わりに、イスラムとユダヤの宗教祭日を2日間学校スケジュールに採用するという案もあったのだけど、これは、先日カトリックの祭日を1日削って老人福祉の奉仕にあてがうようにしたばっかりで矛盾しているので、却下。当然だわな。

    今日決定したことの施行は来年度の新学期、つまり2004年の9月からということらしい。

    誰にでも門戸を開いている公立の学校だけど、公立だからこそ特殊なのはダメで、逆に考えると、特殊な人は専門の学校に行けといわんばかり。しかし、郷に入っては郷に従えというのもありますしね。他の宗教の者にとっては単に一枚の布でしかないわけでして。庵主としてはどんなものであれ、他人の家で自分のうちと同じように押し通すというのはどういうものかと、というのと、布一枚とか物にこだわって何が信心かとか、被り物がなきゃ信心できんのかなんて思いますが...。やっぱり全く違う世界の宗教なんだな〜。

 

狂い咲きの姥桜...庵主のことではないのだ!

2003.12.16

まったく日照時間が短くって、すぐ暗くなってしまう!今が一番そういう時期なんですよね〜。冬至まであとちょっとだわ...。

だって、ろくなことしないうちに真っ暗。今日は何をしたかというと、年賀状のアドレスシールの準備。それだけだ。げげッ。それだってまだ完璧じゃないのだ。そして4時前に散歩がてら買い物に出て戻る頃には真っ暗け。なんかいやだな〜。今日は友だちとお昼を食べることになってたけどキャンセルになり、時間は予定してたよりあった筈なんですがね。

さて、昨日お話した桜の写真バッチリです。今日は気温は冬らしい一桁代。もう、ど〜しちゃったの、大丈夫ゥ?
こういうのを「狂い咲き」「帰り(返り)咲き」「帰り(返り)花」といって、冬の季語です。なかなか難しくて成功したことないけど、これを機に、ひとつひねってみようかなぁ。

場所は庵主の住むイタリー通りで、眼と鼻の先です。この木が一番たくさん咲いていて、枝も低めだったので撮影成功。人通り多いし、はずかしくてミーコちゃん達はちょっとお留守番でした。

 

ちょっとうっすら凱旋門 + 近所の散歩で思うこと

2003.12.15


     これはちょうどシャンゼリゼの日本人会のある建物のまん前から撮ったものです。映画「凱旋門」(古いな〜)に出てくる、FOUQUET'Sていうカフェのところ。(風月堂の名前のもとになった)フーケとかフゥケッツとかいいます。

              ***********


    このところ時雨続きの巴里。「時雨」とは秋の終わりから冬にかけて、断続的にさぁ〜っと降っては止み、止んでは降る雨のことで、山間なんかだと山を走るような感じに降ったりもします。なんとなくけむったい様子。俳句では冬の季語。昨日のシャンゼリゼも写真を撮っていたら降ってきました。でもすぐに止んじゃった。これでなんか一句できそうだわ。

    しかし、酷暑のせいってヤツは本当にいろいろあるもので、今日、ぶったまげたのはイタリー通りの「桜」。例年ならお雛様の前後に咲く、早咲き種なのですが、あのォ〜〜〜。狂い咲きしてちょっぴり花が咲いちゃってるの。カメラ持ってなかったから、明日挑戦してみようかいな。5,6年前に歩道拡張整備で花が順繰りに咲くようにといろんな種類の街路樹が植えられたんだけど、そのうちのもので、まだ小さいです。細々としてるんだけど、満開になるとすごく綺麗です。
そしてイタリー広場を越えてゴブランの通りに行ってみて、またびっくり。街路樹のハリエンジュ(ニセアカシア)が何本も切られちゃってました。酷暑で枯れてしまったんだわ。大きな木だったのに。きっとこれからあちこちで見ることになるんだろうなぁ。ま、キケンですからね、仕方ありません。冬場に強風が吹いたら大変だし。

    久しぶりにゴブランの裏手辺りを散歩。13区の昔に思いを馳せながら、この道、川だったんだと改めて確認して不思議な感じに。明日は絶対デジカメ持って散歩しようっと。

    

 

今宵討ち入りの日にシャンゼリゼには灯がともる

2003.12.14

    俳句会もなんとか済みやれやれ。そして今日は今年度最後だったので夜はそのまま繰り出して忘年会でした。日本の皆さんも今頃は忘年会で忙しい(笑)ことと思います。庵主の風邪はあまりひどくならずにおろおろしてます。風邪にもみなさま、お気をつけあれ。

    さて、今日はなんと某国のもと主導者がアメリカ軍の御用となり、かっこ悪い姿がTVに流れてましたが、なんかこれで治まるとも思えないような気がするのは庵主だけだろうか?隠れたシンパは一杯いるだろうし...。それに、今日は12月14日で赤穂浪士の討ち入りの日だしね〜。密かに潜伏して時間をかけて、なんてことにならないといいけど。

    毎年、今頃は大昔の忠臣蔵のオールスターキャストの映画のビデオを持ってるので、それを観たりしてます。片岡知恵蔵。錦之助が浅野のバカ殿様で、吉良のごうつくジジイは進藤英太郎。ちょっと脚色作り話もあって美空ひばりも出てるのです。昔の娯楽大型時代劇ですな。出てない人はいないっていうくらい、いろんな時代劇俳優が揃ってます。大石主悦はまだ10代の北大路欣也ですよ。それと、2年ぐらい前のキムタクの1/47ってのもありますが、ま、明日にでもゆっくり何か観よ〜っと。

   浅野の江戸屋敷が築地の鉄砲州にあったというのは知ってたけど、実際はどこなんだべ?と長年思ってて、去年、宮部みゆきの「平成徒歩日記」(だっけ?)とかいうので彼女が実際に討ち入りの浪士が通った道をたどるというのが載っており、それで所在地確認!!ぬぁんと、庵主が生まれた聖路加病院の敷地内でしたぁ。ど〜して家族内で誰もその話をしないのか?と、疑問を感じたのですが、ちょっとその訳思い当たることが...。と、いうのは、庵主の母はどちらかというと浅野のバカ殿さまを業突く張りの吉良のジジぃ同様、田舎侍とか思っているふしがありまして、それと少なからず関係があるのではと。そして、五月に帰国した際に直接その旨問いただしてみたのでありました。

はたして、その答えは....図星でござんした。

あんなドンくさい、野暮な田舎侍の屋敷跡なんかどうだっていいじゃないか、ぺッ!みたいな雰囲気でありました。(~_~;)

でも、忠臣蔵の話は嫌いじゃないんですよねェ。それはおそらく昔の講談本という類のもので母は馴染んでおり(大好きなのね)、詳しいのだ、これが。その影響で庵主も結構浪士の逸話など知っていたりするし、あの時は誰がやっていたとか、あの役者は似合わないとかいろいろ詰まんないこと覚えてたりして。大河ドラマでも何回か題材になってますしね。歌舞伎や文楽はまたちょっと筋書きや登場人物の名前が違ってたりします。これは討ち入り後、熱も覚めやらぬうちから芝居になったために、実名が使えなかったという当時の政治的、社会背景を反映してるものです。やっぱり庶民が熱くなる話なんですね〜。

いつだったか、その母がくれた時代劇物の文庫のなかに、池波正太郎の「網笠十兵衛」があったのですが、下巻だけだったので、
「これの上巻は?」と聞いたら、
「それ、討ち入りの話よ。だから下巻だけで充分でしょッ!」
とケンもホロロに言われてしまいました。確かに、おたあさまの仰せのとおりでおじゃりました。(笑)

というわけだか、なんだか、夜も更けてまいりましたので、

♪お〜〜〜シャンゼリゼェ〜〜♪のクリスマスのイリュミネーションをお届けいたしまするゥ。(お酒飲む前なのにぶれてて申し訳ありませ〜〜〜ん!!)

向かって右が凱旋門に向かって、左がコンコルド広場の方に向かって。凱旋門は光が当たってなくてよく見えません。残念。

 

例の写真みっけ! みなさんに見せちゃうのだ!

2003.12.13

いや〜〜。今日は一歩も出かけず、朝から明日の俳句のことで一日終っちゃいました〜。

どうしてって、まづ、ぎりぎりまでどうしても一句校正してて出来上がらない人がおり、どうしましょうって、私が直しちゃったんでは私の句になってしまうので、なんとも難しいところ。それに初心者が多くて基本的なことからチェックしてゆかねばならないので、漢字ひとつ、季語の意味、旧仮名遣い、はてまで正しい日本語までチェックしてメモってたら一日終ってしましましたよ。本当はこんなことに時間取られたくないんだけどなぁ。

とはいっても、途中でネットも利用して俳句のことでチェックしたりしながらも、しっかりポルナレフのお尻の写真をゲット。ふふふ。それに、文さんが思い出させてくれた帽子が引っ掛けてあるだけの全身写真のジャケットとも再会。当時かわいい高校生(??)でしたが、いやらしいとか何にも思ってなかった庵主。だからそんなに衝撃的に感じてなかったんだけど...ま、美しければ構わないわけでして。

で、問題の写真ですが、もともとは巴里のオランピア劇場の1972年のコンサートのポスターだったんですね〜。これには当時風紀を乱すとか、わいせつ物陳列罪みたいなので一枚に付きいくらかの罰金が裁判所命令で課せられたそうです。30年前だものネ。

 

時雨れっぱなしの金曜日

2003.12.12

風邪はそんなにひどくならないように頑張ってます。

だから昼間はのんびりビデオ見たりして寝っころがっておりました。陳凱歌の「風月」。レスリー・チャンが上海ジゴロの役で、コン・リーと共演。相変わらず結末は悲しい話です。
寝っころがる前に、日曜の日本人会のほうの俳句会の選句表の準備。先週の別の句会とこっちと両方とも当番になっちゃって忙しい。

夕刻から台湾人の友だちのミニ展示を見にでかけました。街の中はクリスマスの飾りがあちこち。ノートルダム寺院の前にも大きなツリーがありましたが、庵主はまたデジカメ忘れてしましました〜。日曜はシャンゼリゼだからね〜、忘れないようにしないと!

ミニ展示は他のアーティストと3人でクリスマスプレゼント用の小作品を展示販売してるもので、日曜の最終日にくじ引きで3人の作品が当たる抽選付き。箱に券を入れてきたので、なんか当たるかなぁ。会場はもと馬小屋だったところで、写真撮れずに残念。建物の中庭に面した一階が、昔はお馬の小屋だったのをアトリエなどに改造してあるところでした。

巴里は一日中、時雨ておりました。

 

風邪と戦うのだ!...ちょっと蘇ったのだ!

2003.12.11

やっぱり風邪なのだ。なんとなく喉がむずむずして、ちょっとだけ関節がだるいような痛いような。
で、薬を飲んで、濃〜い紅茶でうがいしたりなんたりで、寝たら少しよくなりました。またこれから寝ますゥ。日記は明日元気になったら更新予定。


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じゃじゃじゃ〜〜ん。蘇った(ということにしている)庵主です。

     数日前から掲示板で文さんと盛り上がっているミッシェル・ポルナレフなのだ!彼のお話しちゃうぞォ。(文さん、そこで跳ねないでください。笑)

     え〜、60年代から70年代にかけては、日本でもヨーロッパのポップスというのは結構流行っていて、サンレモだのユーロビジョンで賞を取った歌なんかは、日本の歌手もすぐに日本語でカバーしたりしてました。なつかしい。耳にすれば、あ〜あ〜と思い出す人は庵主同様決して若くはありません。(~_~;) 24000回のキッスとかさ、ね。(ちょっと古いか)
昨日の日記で知らない人には何気に年をばらした庵主でした。はっはっは。

     フレンチポップスゥ? ほれ、「夢見るシャンソン人形」はどーだッ! バルタン星人の命名のもとになったシルビー・バルタンとか(本人は知らないだろうな?)、フランソワーズ・アルディとか、ゲンズブールとか。ハイハイハイって首を立てに降ってる御仁もおられよう。そして70年代になって登場するのがミッシェル・ポルナレフなのだ。TOUT,TOUT POUR MA CHERIE、MA CHERIE♪ トゥ、トゥ、プゥマシェリ、マシェリってヤツ。流行ったでしょう?(カラオケには大概あります。帰国の際のオフ会で庵主が歌うのだ。ご迷惑をおかけしております。

    で、庵主は中学生の頃からファンになり、高校の頃はコレ一色で、LPをしっかり収集し、毎日聞きまくって宿題をしたり、歌詞を覚えたりと浸っておりました。フランス語の勉強になるということを盾に、とにかく聴きまくっていたのだ。日本のレコードってオマケにポスターなんかいっぱい付いてるでしょう?だからそれも部屋にベタベタ貼っておったのですよ。

    ポルナレフはお父さんは作曲家で、本人もちゃんと音楽学校出身で基本となるクラッシクをちゃんと勉強しており、(これはエルトン・ジョンもそうデシ)、その辺の兄ちゃんじゃないという気がしてましたが...。ま、時代も時代なんだけど、奇抜なカッコしたりして、金髪のちりちり頭に大きな眼が絶対見えないサングラス。レコードのジャケットではお尻まで出しちゃったのだ〜。なんでも小さい頃は女の子の格好をさせられていたということで、すごく可愛い。「ノンノン人形」などデビューしたころはサングラスかけてなかったんだけど、鼻も眼も大きいのです。かなり神経質そうな顔つきなのだ。
     残念ながらCD版ではお尻はカットされちゃってますが、写真の赤いジャケットがそう。もうひとつのは72,3年に日本で撮った写真と思います。人形もあったのよね〜。日本はやっぱりお金になったんだろうな〜。本人も嫌いじゃなかったんだろうけど。テレビ「ケチケチK」でも鳥飼久美子さんが通訳兼司会で特集番組があったりして、興奮して観たものです。そして75年には武道館のコンサートにいったんだじょ〜。普段は夜はお夕飯までに帰らないといけないことになっていた庵主ですが、これはなぜか許可が出まして、学校の友だちと何人かで行きました。それにチケット代は父が出してくれたりして。(確か自分の想像より安かったので、なんだ、そんなにもんなのか?って相当の金額をお小遣いとしてくれたのでした)。コンサート自体はなんか夢のように終ってしまった。黄色い声をあげたりして。しか〜し、大失態があったのだ。帰りに九段下の駅で定期を知らないうちに落としており、家に戻って駅から電話があり、最悪の失態がバレて母や姉から大目玉を食らいました。ぶぶ〜〜。

     そして庵主がポルナレフがいるパリに行くのだ〜と決まったとたんに、彼は税務署ともめごとがあって、逃げるようにアメリカに移住してしまったのでありました。グスッ。かなりいろんな問題が生じたらしく、彼のことはマスコミでもタブーになっていたようで、長いこと新しいレコードも出なかったし。フランスに別れを告げた「フランスへの手紙」という歌は悲しい歌です。

数年前にハリウッドのROXYというところでコンサートして、そのライブのCDを買いました。声がね〜昔ほど綺麗に出ないのね〜。残念ですゥ。でも、コンサートあったらまた行きたいな〜〜。

 

「彼岸花」

2003.12.10

日本では小津生誕百年を記念してBSで特集してるようだけど、今、ちょうどこちらでも「彼岸花」やってます。やっぱり生誕百年を記念してなのかな?

お父さんが娘に結婚のことでおこってるぞ。
彼岸花のことは↓こちらで。(写真つけちゃった!)
http://www.nhk.or.jp/ozu/introduction/index49.html

小津の映画にはいつも築地界隈が出てきて、この「彼岸花」は昭和33年の作品で庵主と同い年。庵主は聖路加病院の生まれなので、さっきも映画に出てきて、あ、もしかしたら、こんなかにいるかも?なんて思ってしまいましたぁ。不思議な感じ。

今日は他のこと書こうと思ってたけど、映画を観るのでこれにておしまぁい。

 

プロモーションって本当にお徳なの?

2003.12.09

いや〜〜、俳句会は無事終了。まじめなお話が済んでから、ワインやつまみで簡単な忘年会。今年もこれでおしまい。
しかし、庵主は日曜の日本人会の句会もお当番でまた忙しい。やれやれ。

外はお天気でも寒い。普通だと寒いと暗いに決まっているんだけど、なんか東京の冬のようです。短い時間でもお日様はうれしい。だけど、この冬は本当にどんな気候になるのか、ちょっと心配なのは私ではないようです。ま、昨日、暖かそうな下着とホカロンが届いたから、なんとか乗りきるぞ〜〜。

景気が回復してきているようなのは見せ掛けだけで、実際には去年に比べるとクリスマスのための一般消費者の出資は減っているらしい。今年の飾りつけは例年より少し早かったし、あちこちセールじゃなくてプロモーションばかりで、なんかおかしい。バーゲンセールはSOLDEソルドというんだけど、年2回で始める日付も国が定めているので、それ以外にはSOLDEという言葉は使用してはいけないのです。だからプロモーションとか、特別販売3日間!!みたいに言い方を変えてアレコレ。でもこんな時に買い物して徳なのかなぁ?

庵主はどっちみち紐を締めずともはなっから財布の中身は底が見えているので...。(笑)

いや〜〜、しんしんと冷えてきました。懐も身も寒いのォ。今夜は早く寝ようっと。

 

12月8日といえば...

2003.12.08


  今日は12月8日。無原罪の聖母マリアの祝日です。ったってあんまり関係ないか。「無原罪の聖母」というのは、旧約聖書に出てくるアダムとイヴが禁断の木の実を食べてエデンの園を追放されましたが、これがキリスト教では人間の原罪の起源とされ、聖母マリアだけがこの原罪をのがれているということからくるもの。このことは19世紀半ばにローマ法王が宣言し、それを確認するかのようにフランスのルルドというところでマリア様が出現。その際に少女ベルナデッタに「私は無原罪の宿りである」と告げ、そんなことを知るよしもない少女の口から発せられて、時の神父たちはうろたえたといいます。(ルルドに行くとベルナデットの生涯の映画など見られるので、その中のエピソードになってました。うろ覚え)でもって庵主の母校はこの日はお休みでした。というか、この前後の土曜日をお休みにしてくれてたんだと思う。マリア様からのご褒美ですよ〜なんて言われてうれしかったのだ。(小さい子らは単純!)昔は土曜日はお休みじゃなかったからなぁ。写真はルルドのマリア様の御絵。

  そしてもう一つは太平洋戦争勃発の日。真珠湾攻撃。これもな〜。数年前に映画があったけど、もう若い人は見向きもしない話題だわね。今日はなんたって自衛隊をイラクに派遣するかどうかの瀬戸際なわけでして...。いやはや。

  庵主は明日の俳句会の当番の準備に忙しく、それどころじゃない雰囲気の一日でした。選句表の準備。これは投句一人5句を集計して、作者が判らないように表にまとめるもの。さらに欠席者もいるのでFAXして先に選句してもらったりも。それから普段仕事してるスペースをだぁ〜〜〜と片付けて、8人座れるようにセッティングして、ついでにあちこちお掃除して、お茶菓子の用意だのなんだのいろいろ。という具合で一日が暮れていったのでした。

 

巴里のこの冬は本当はど〜なるのか?

2003.12.07

これが冬だ!朝はいよいよ零下なのだ!
やっぱり冬は寒くないといけない。ただし、極端は困るのだ。徐々にって具合にはならないところがいかにもフランス的。
庵主は今日も一日風邪予備軍の状態を脱することが出来ず、ボケボケしていました。でもちょっとは片付けかたり、俳句の選句表を仕上げたりはしたのだ。はぁはぁ。片付けは目が回ってしまった。とほほ。続きは明日だにゃ。

お米を研いでいて水が冷たかったこと。手が千切れそうになった。そして、ああ、昔は大変だったなぁとか、水道管が凍って破裂しちゃうからと布でぐるぐる巻いたりとかしてたなぁなんてことを思い出したのだ。お湯だって「ひねるとジャー」じゃないしね〜。世の中のお母さん達は暗くて寒い中を、やかんでお湯を沸かして洗面用に用意してくれたものなのだ。おおお、さぶッ!!

今から20年ぐらい前には、パリは大寒波に見舞われ、その時はまさにあちこちの水道管が凍って破裂してました。暖房も全然効かないし。これからそんなことになったらど〜しよーか?

遠赤外線の下着と靴下にホカロン

前の時はなかったけど、今度はちょっとはマシに過ごせるだろうか?姉がホカロンを送ってくれたらしいので、首をなが〜くして待っている庵主です。

さ、またホットワインでも作って飲もうかな。

 

布団でまぁるくなっておりました。

2003.12.06

    なんか風邪っぽかったので、大事をとって休んでおりました。久しぶりにメトロに乗ったり、風邪引きさんと接したりして、やっぱり危なかった。火曜日はうちで俳句会なので、準備もあるし、倒れるわけにはいかないのだぁ。俳句の投句のFAXがじゃんじゃん入ってくるので、電話も鳴らないようにして寝てました。

    それに急に寒くなって、冬らしい気温です。朝は0度以下。アパートの中庭もうっすら白くなってるし、空気もぴ〜んと張り詰めた感じです。

    フランスは相変わらず南西部の大雨による河の氾濫の被害や対策のことで持ちきり。雨はおさまった様子ですが、何度も何度も被害にあって保険屋さんはカバーし切れない状態。国の援助も何処まで出るのか、こう度重なるとあやしいものです。

    ベルシーの鴨さんたちはなんかのんびり
    

    

 

あわれな子羊(誰が?)、お勘定はやっぱりきちんとの巻

2003.12.05


     今日は久方ぶりに人並みに早朝に目覚め、朝早くから出動開始。通勤時のメトロはまたまた久方ぶりであぁる。ゴホゴホと咳をしている人多数。そう、インフルエンザが流行っている様子です。庵主はあんまり雑多に人と接触していないので、実感がわかなかったけど、今日はカリグラフィーの生徒さんがお子さんが風邪でダウンしたというので一人お休み。気をつけないとナ。免疫ないしナ。
  
     いよいよクリスマスも手が届く時期となり、今日のレッスンはクリスマス用の作品のだいたいの形づくりで、一応、写真のような作品が見本です。ヒイラギはカリグラフィーと同じペンで書き添えて、他には例のステンシルを利用したりいろいろと工夫することに。ま、なんとか時期に間に合ったというところです。帰りにクリスマスのマーケットが出ていたので、そこでフォアグラを試食して小さな缶詰を一個購入。試食して結構さっぱりしてて美味しかったのだ。ほんと、小さな缶です。280gで12ユーロ。

     夕方は母校の修道院に後輩を連れて行き、その後は他の後輩と総勢6人で中華で夕食会。後輩といっても年は皆ぐ〜んと下ですが、先生なんかかなりダブっているのだ。中にはあの千葉ちゃんの娘と同級の人がいて(ね、だからかなり庵主より若いのだ)、女優さんだったんだけど最近どーしてんだろ〜ということだった。他にもあんな人こんな人(ふふふ)の話で盛り上がった。そしてお勘定。んん?なんか安いな、違うテーブルのダナ?このまんま払っちゃって済ませようということに。(誰も反対するものがいなかった...・笑)でも、ずっとおしゃべりしてたら、ギャルソンが「すみません、違ってました」と謝ってきたので、みな、「あらぁ〜全然気付かなかったわぁ〜」とかすっかりシラバックレテ、不足分を足してお勘定は無事完了。(神様、ゴメンなさい。私たち悪い子になりかかりました。)←なぁんて思った人、いないと思うのだ。ハハハ。

    なんか久しぶりに朝早くから夜遅くまでの、長い一日でした。で、また遅くなっちゃってもう1時だわさ。やれやれ。

     

 

きるびるみるの巻

2003.12.04

 やっとKILL BILLを観たぞォ〜〜。出かけようと思ったら電話が掛かってきたりして、あせってしまいました。イタリー通り、イタリー広場を走り気味に進み、ゴブランの映画館へまっしぐら。ふゥ〜〜ッ。間に合ったぁ。

 この映画館はほとんどオリジナルヴァージョンを上映していて、並びの別の映画館がフランス語吹替え版専門なので、いちいち切符売りのおばさんが「VO(オリジナルバージョン)ですよォ」と確認するのだ。一般的にフランス人は字幕を読みながら画面を楽しむことができないんです。やっぱり聖徳太子の子孫じゃないんだなぁ〜〜。(笑)こちとら、ご幼少のみぎりからディズニー映画も全部字幕なんだいッ!

 さてさて。キッチでレトロなアクション映画という評判で、それがいいという人と、そういうのはどうも...という人に分かれているようですが、庵主はなかなか楽しみました。腕が、首が、足が飛ぶ、血潮が噴水のように噴出す、それでも切られた人が動いたりしゃべったりする、というあの70年代のチャンバラシーン続出に、たけしの座頭市に続いて、おおお、なつかしいなぁなんて。すごくシュールです。客席から笑いが出てました。一番笑いが多かったのは、フランス人の彼女...ジュリー・ドゥレフュスがいきなりフランス語で車のトランクから罵声を浴びせかけた時だったけど。(あれだけなぜかフランス語です)

 タランティーノの映画の撮り方がわざとレトロで、CGとか使っていないのも懐かしいものを観る気が。作ってるご本人がものすごく楽しんでるのもよく伝わってくるし。でもね、千葉ちゃん、変。なんかカッコ悪いなぁ。いつかテレビで見た悪いヤツやってる方がまだ昔の面影があってよかったんだけどな。すしやのオヤジから服部半蔵になる一瞬の目つきと台詞回しの変化はなかなかでしたが。 ウマ・サーマンもリュシー・リュウも頑張って変な日本語のせりふしゃべって、立ち回りもして、ご苦労さんでした...って、でもあの終わり方は...。早く次が観たいよ〜。庵主は次回に復習されるであろう男の人、あの俳優さんMichael MADSEN なんか好きなんです。ふふ。今回はちらっとだけ。最後に「彼女が復讐する気になるのは当然だよな。俺達だって殺されて当然のことしたんだから」ってポツリと言うの、きゃ〜〜〜。いっつもこんな役柄なんだわ。

 で、後から知ったのですが、どうもこの映画、日本だけ他の国とバージョンが違うんだそうな。あのチャンチャンバラバラの88人切りのシーンは殆ど白黒なんです。それが日本じゃ全部カラーなうえに長いとか。セルやさん、そうでした?

 それより、日本刀むき出しで持って歩いたり、飛行機乗ったりしないぞォ〜。できないぞォ〜。な〜んて、???なところがいっぱいあったけど、ま、それはご愛嬌で。

 VOl.2はいつ公開なのかなぁ。とりあえず、1/14にラスト・サムライが公開だっていうのはポスターで確認したけど、きっとその後なんだろうな。

     

 

地中海が暖かくて困っているのだ。

2003.12.03


     今日は結局一日片付け(どこが?)とか、所要で殆ど家におりました。このところ、電話をかけると先方が留守というのが多かったので、今朝はあちこち電話掛けまくったのだ。それでちょっと用事がはかどりました。だけどそれで午前中が終ってしまい、ぶりぶり。師走だなぁ。せわしない。

     そうそう、昨日はNEMOを観ました! アニメとは思えないような海の中のシーン、すごく綺麗で驚いた庵主です。水族館でおなじみのお魚やらなにやらいっぱい出てきてたのしかったぁ。写真はモナコの亀さん、サメさん、お魚さんたち。

さっき、ニュースでベルリン(だった?)に5階か6階建ての水族館ができて、エレベーターで昇りながら水槽を見学するらしい。むむむむ。大阪のよりスゴイでっせ。行きたいな〜。

その他、今、最大のニュースは集中豪雨と大洪水。
     
     このところパリも曇りか雨模様が続いていますが、フランスの南東部はまたしても豪雨で河が氾濫し、夕べはリヨンのちょっと南の辺りで河沿いの高速道路や橋が陥没。リヨンとサンテティエンヌ(6月に庵主がサッカー観にいったところ)間の電車は明日朝までとりあえず不通。南仏のモンペリエでは一時的な集中豪雨であちこちすっぽり浸水。やはり地球の温暖化の現象かとか、このところこの手の気候の頻度が多いとか、酷暑で地中海の温度が上がりっぱなしだとかニュースで盛んにやってました。去年のこともあり、今回は早めに避難警告だしたらしいのですが、本当にあの辺りに住んでいる人たちは気の毒です。毎年だいたい秋の終わりから今頃にかけてで、もうすぐクリスマスだというのに....家が流されちゃう人もいるのです。

     特にモンペリエの集中豪雨はものすごい勢いだったらしく、TVのジャーナリストとカメラマンが氾濫している河の取材中にボートがひっくり返って危うく流されそうに。ボートに同乗していた消防署員の冷静なアドバイスで木にしがみついて救援を待ち、一機目の軍のヘリには見つけてもらえず。二機目の救援ヘリが近づく様子、河の流れが見た目よりも速くて驚く救援隊などなど、ずっとカメラで納めてました。なにごともパニくってはダメなのだ。

週末には天気も快方に向かうようです。大丈夫かな〜?
     

 

懸賞クイズ結果発表なのだ!!

2003.12.02

みなさん、掲示板やメールにてクイズにご応募いただきまして、ありがとうございました。めるし〜〜!

掲示板でも発表したとおり、以下の13名の方々が正解者でした。

文さん、犬のオケネスさん、蒼月さん、Patty姐さん、プリンさん、Takabouさん、ポポまま、王様、Tamaちゃん、ミミィさん、みつ豆さん、ぴぃさん、桜さん。

簡単すぎたかなぁ...
これは9月に行った香水博物館にあった身だしなみ、化粧グッズの一つとして、バスタブなどと一緒に展示されていたものです。
謂わば「化粧おまる」ですな。脇に取っ手もあるので移動もできます。だけど、すわり心地わるそうであんまり実用的じゃないですよね〜。18〜19世紀のものだと思います。

だいたいフランス人は清潔じゃないんですよ。(今でも)ヴェルサイユにトイレが無いという話は有名ですが、みな、その辺でやっちゃってたんです。(笑)お庭でお散歩なんていう時には、「おまる係り」がいて男性は用を足したりしたようですが、女性はスカートが広がってるので、そのまんまなんてことも多かったらしい。館内でも、処構わず式だったようで、階段の裏とか隅っことか、今日のメトロの浮浪者と変わりないです。(爆)一説によると、お城では下働きが一番清潔だったとか...。

それに、昔のマナーでは、道を歩く時は内側でなく外側に女性をエスコートしたそうです。内側だと、庭の植え込みや塀越しに「おまる」の中身が投げ捨てられるというキケンがあったわけでして...。きちゃないものは自分のうちの外なら構わないという習慣は、今では犬の糞なんか見ててもよく判りますね〜。などなど、フランス人の実態でした〜。(~_~;)


以下の方々、残念でした。


流れ星さん、蓄音機。音を出すんじゃなくて、「音入れ」でしたぁ。

セルやさん、RIN太郎さん、 ゴミには違いないんですけど...

まっしさん、残念。椅子に誤魔化されちゃいましたぁ?別にそんな意味なかったんだけど。特別に場所があるわけじゃないので、お部屋の真ん中にだって置いて用をたしてたんですねェ。

猪やっこさんも、まっしいさんにつられて残念でしたぁ。

はすぴーさん、ここから中の物が飛び出してきたら、そりゃ、ビックリするけどォ...、うさぎや鳩は出ません。それらの残骸が出る可能性はありりり。(笑)


と、いうことで、プレゼントの抽選方法はセルやさんのようにカッコイイ手段がないので、単純にアミダ式でやりました。写真参照。名前の順は向かって左から応募順です。して、結果は...

じゃじゃ〜〜ん。

ページュの布巾:蒼月さ〜ん
ピンクの布巾 :ぴぃさ〜ん
グリーンの布巾:ミミィさ〜ん

以上お三方、女性ばかりでした。おめでとうございます。
当選者には別途メールいたしますね。

当HPはカウンターを表紙に出していないので、カウプレの代わりに時々懸賞クイズをする予定です。次は多分HP開設一周年記念かなぁ。

 

寝不足なのだ。

2003.12.01

いよいよ師走である。なんだか気持ちが焦るのだ、にゃろめ〜〜〜ッ!!

     夕べはいい感じにうとうとしかかったのに、一度目が覚めたらそれっきり、まぶたは閉じることを忘れてしまったかのようで、途中で起き上がってヴァン・ショウ(ホットワイン)作って飲んだりしたけど、なかなか寝付けずゥ。(T_T)
すっかり寝不足の一日となりました。あんまり寝てないのに、やることはいっぱいあって、(@_@;)。

     本当は今日はNEMOかKILL BILL観にいこうと思ってたんだけど諦めました。明日はどうかな〜?

NEMOの代わり。(笑)モナコの水族館です。↓

 


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