夜、テレビを点けたらこの30年間のヒット曲ランキングをやってました。フランスで一番売り上げの多かったシングル盤のランク。途中からだったので半分ぐらいしか見なかったけど、フランスの歌だけじゃなくて、シングル盤全てが対象になってた様子。その殆どがすでに実際に聞いて暮らしている庵主。とほほ。年は取りたくないもんです。ぷはッ。@へ@;)
上位5位を紹介しましょうね〜。
5位:MANAU 「Le Tribu de DANA」 ったて、日本じゃ知らないでしょう。フランス人の男の子3人グループでマノーといいます。6,7年前に流行った歌。ケルト音楽とラップを合わせたもので、ダナ族というのがケルト民族に実存したそうで、この歌のおかげでケルトの文化や音楽が若者の指示を得て陽の目を見るようなったような気がします。古いものと新しいものを上手くミックス。フランスの北西のブルターニュ地方の先住はケルト民族です。もちろん、歌っている彼らはその辺りの出身。
4位:Ricky MARTIN 「1,2,3」 これは知ってますよねェ〜。♪ウン、ドス、トゥレ〜っていうアレです。プエルトリコのイケメン。あのヴィデオクリップはパリで撮影してますです。スペインやポルトガル人がいっぱいいるから、フランスでも大フィーバーでした。フランス語も結構上手なのよねェ。キャワイかったけど、最近はちょいとオジサンになってきました。残念。(笑)
3位:Lou Bega 「MAMBO bT」 これもきっと知ってるかな。白いスーツにパナマ帽の黒人が昔の歌をカバーしたリズムの良い楽しい曲。
2位:Patrick HERNANDEZ 「Born to be alive」 これ、知ってますね絶対。ディスコの王様ですよ。彼、ニューヨークで活躍してたんだけど、実はれっきとしたフランス人。あのマドンナがデビュー前に彼のバックダンサーだったという。この曲は79年かな?とにかくめっちゃくちゃ流行って、ずっと流行っているのです。世界中で今までに2500万枚シングルを売っているとか...まさにこの1曲で一生左団扇なんだ彼は。
さて、では、1位は?
じゃじゃじゃ〜ん!
1位:Celine DION 「Pour que tu m'aimes encore」 彼女は余所の国じゃ英語の歌しか歌ってないのかな?これは彼女が最初にフランスでリリースした歌。10年ぐらい前かなァ?フランスのヒットメーカーの一人であるジャン・ジャック・ゴールドマンの作った歌。個人的には庵主はあんまり好きじゃない。なぜなら。カナダ人てフランス語話すと超田舎っぺで、なんかしっくりしないのねェ。歌ってても訛りを感じてしまうのですよォ。顔も馬面だしィ。
結果は意外といえば意外、1位がこれっていうのはなんとなく不満。「Born to be alive」は絶対上位だと確信してましたけど。
この30年って、レコードからCDに変わって、購買層や購買力、宣伝方法、マーケティングなど全てが随分と変遷してると思うのですが、それを押しなべてっていうのは、多少無理があると思いますね。だからどうしても上位は最近の曲が集中しちゃうわけで。そう考えると、やっぱり「Born to be alive」はスゴイんだな。あと、マイケル・ジャクソンの「スリラー」は10位でした。あれももう20年は経ってるのだ。
庵主はシングル盤を買うことが無いので、今回のランキングにはちっとも貢献しておりません。(笑)
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